1991年4月大沢事務所にマネージャーとして入社。タレントのマネージメントを担当しながら、アニメーション作品や洋画吹替のキャスティングの業務も並行して行う。

ゲーム『ときめきメモリアル』（コナミ/1994年5月27日）ではキャスティングを担当、藤崎詩織役・金月真美のヒットに携わる。制作を担当したドラマCDシリーズ「月刊ときめきメモリアル」は毎月5万枚近くの売上を記録し、同作は美少女ゲームブームや声優ブームを牽引する記録的な作品となった。

サブカルチャー系アニメーション作品の先駆者でカルト的な今も誇る『serial experiments lain』ではキャスティングを担当し、‎清水香里の声優デビューのきっかけを作った。

川澄綾子の才能をいち早く察知し、ヒロイン役としてのデビュー作である『星方武侠アウトロースター』にて世に送り出すことに成功、その後『Fate/stay night』(セイバー役)、『のだめカンタービレ』(野田恵役)にて、人気声優としての地位を不動のものにした。

『地獄少女』(閻魔あい役)、『君に届け』(黒沼爽子役)を代表作とする能登麻美子に関しても発掘段階から携わっており、今日では日本国内だけにとどまらず中国においても広く周知されている人気女性声優・花澤香菜に関しても彼女の声優デビュー作『LAST EXILE』で10代の設定3キャストのオーディションキャストに協力した時に発掘、以降キャスティングを行った『ゼーガペイン』『月面兎兵器ミーナ』でも重要なキャストに配役することで彼女の声優として潜在能力の高さを理解し、その後の活躍にマネージャーとして14年近く携わりました。

その後花澤香菜の中国事業での協力者と北京で創業を始めるが、中国側との意見の相違によって事業を解消し、日本へ帰国しマネージメント歴30年のスキルを活かし株式会社フルパワープロダクションを創業しました。